もし愛用しているNintendo Switch Liteの電源が入らない状態になったら、「故障したのかもしれない」と焦るでしょう。Switch Liteは通常のSwitchと比べると比較的安価ではありますが、安い買い物でもありません。しかし、電源が入らない原因は故障以外にも考えられます。なかにはすぐに実践して解決できる対処法もあります。そこで、Switch Liteの電源が入らないときに考えられる原因や、自分でできる対処法をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。Switch Liteの電源が入らない3つの原因Switch Liteの電源が入らないときに考えられる原因を3つ解説します。まずは慌てず、原因を探ってみましょう。本体がフリーズしているフリーズとは、Switch Liteの画面が固まって操作できなくなっている状態のことを指します。Switch Liteのスリープ中にフリーズすると、画面が真っ暗のままで電源ボタンも反応しません。いわば起動できないのと同じ状態です。このスリープ中のフリーズを、電源が入らないと誤解するケースがあるのです。Switch Liteがスリープ中にフリーズする現象は、あくまでまれな現象ですが、まったく起こらないわけでもありません。電源が入らないときには、スリープ中のフリーズも疑ってみましょう。Switchのロゴ画面やゲーム中の画面のまま操作できなくなったり、次の画面が進まなくなったりした場合もフリーズと認識しましょう。ロゴ画面でフリーズする原因は一概に判断できませんが、ゲーム中のフリーズはゲームデータが破損しているときに起こることが多いです。ダウンロードゲームのプレイ中によくフリーズするなら、ゲームデータの再ダウンロードなどを試してみましょう。充電されていない充電していたはずなのに実はできていなかったということも珍しくありません。充電ができない原因はさまざまで、充電器の故障や充電ケーブルの断線、本体と充電ケーブルの接続端子の接触が悪いなどの可能性も考えられます。端子やSwitch Liteの充電口が壊れていた、ホコリが溜まっていたなどの理由から充電不良になることもあるようです。布団に潜り込んでゲームをしていると、知らないうちに充電口にホコリが入り込むこともあるようなのでやめましょう。使用している充電器が、任天堂の純正品でない場合も充電できなくなることがあるので注意が必要です。Switchの充電ケーブルの端子はUSB-typeCのため、スマホの充電器や充電ケーブルを流用している人も多いですが、相性が悪いと充電されないことがあります。後述する方法でSwitch Liteの電源が入るようになったら、充電中の画面を確認してみてください。画面右上のバッテリーアンコンの隣に雷のようなマークが出ていなければ充電されていません。バッテリーが劣化しているバッテリーは何度も充電を繰り返すと劣化していく消耗品です。新品時と劣化時の充電100%の充電量は実際には異なります。これはバッテリーの劣化により容量が少なくなることが原因です。そのため、充電満タンから遊び始めてもバッテリーがすぐ空になり、最終的には充電できなくなります。また、Switch Liteは通常のSwitchと比べてバッテリー容量が小さめです。通常のSwitchと同程度の使用頻度でも、Switch Liteの寿命のほうが早いことを忘れてはいけません。購入から何年も経っていて、かつ頻繁に充電していると思うなら、バッテリーの劣化により電源が入らなくなっている可能性を考えましょう。強制終了をしてもSwitch Liteの電源がつかないときSwitch Liteの多くの不具合は強制終了で解決できる可能性があります。そのため、まずは強制終了を試してみましょう。強制終了は、8秒長押しすることで可能です。しかし、強制終了はSwitch Lite本体に負担がかかる行為ですので、何度も行うのはNGです。「Switch Liteの電源が入らないときはとりあえず強制終了」という対処をすると別のトラブルの原因になることもあるため、避けましょう。ここでは、強制終了をしても問題が解決しない際にとるべき対処法を紹介します。フル充電してみる強制終了しても解決しないのなら、そもそも充電ができていない状態であることが考えられます。最後にSwitch Liteで遊んだときに、充電がある程度残っている場合でも、フルになるまで充電してみましょう。フル充電すれば、いつもどおりに電源が入るようになるかもしれません。正常な状態なら、スリープ状態で3時間ほど充電すればフル充電になります。それでも電源が入らないなら、充電器を一度Switchの充電口とコンセントの両方から抜き、20秒ほど放電させたのちに再度充電してみてください。このとき、きちんと充電するためにも純正品の充電器を使用しましょう。前述のとおり、Switch以外のUSB-typeCケーブルで充電していた場合は、今後きちんと純正品で充電する習慣づけが大事です。メンテナンスモードにしてみる基本的には電源が入るけれど、ときどき電源ボタンが反応しないなど、挙動が不安定ならメンテナンスモードを試すのもひとつの手段です。メンテナンスモードでは、Switch Liteに保存されたユーザー情報やゲームのセーブデータはそのままに、Switch Lite本体を初期化することができます。なお、メンテナンスモードによるSwitch Lite本体の初期化ではSDカードに保存したゲームデータは消えるため、再ダウンロードが必要になる点は注意しておきましょう。メンテナンスモードの手順は以下のとおりです。1.電源ボタンを5秒押し、表示された「電源オプション」から「電源OFF」を選択2.本体左上にある「+」「-」ボタンと電源ボタンを一緒に長押し3.メンテナンスモード画面が表示の後セーブデータを残して初期化」を選択電源が入らないのは故障が原因かも?修理の手配をしよう以上の手順を試しても電源が入らない、挙動が安定しない場合は修理に出すことも検討しましょう。Switch Liteの修理先として、主にふたつあります。保証が使えるかどうか確認する購入から1年以上経過しているSwitch Liteは有償修理の対象です。任天堂に修理依頼をすると、修理完了までに10日~2週間ほどかかることもあります。そのため、早く修理を終わらせたいという人に任天堂公式の依頼はおすすめできません。任天堂公式以外の修理となると、一般の修理業者への依頼がふたつ目の手段となります。一般の修理業者をお探しの際は、「ゲームホスピタル」をご利用ください。ゲームホスピタルなら最短即日でSwitch Liteを修理可能です。修理後3ヶ月の保証期間も設けているので、修理後にも不具合が継続するようなら無償修理を承ります。Switch Liteの電源が入らず困っているなら、ゲームホスピタルでの修理をご検討ください。全国各地の店舗でお客さまからのお問い合わせをお待ちしています。まとめSwitch Liteの電源が入らないときはフリーズや充電不良、バッテリーの劣化が原因になっているのかもしれません。まずは純正品の充電器での充電や強制終了、メンテナンスモードなど自分でできる対処法を試してみましょう。どうしても挙動が安定しないなら修理をおすすめします。ゲームホスピタルなら、Switch Lite本体の状態によって即日修理が可能になるため、いますぐ修理をしたい人は検討してみましょう。