3DSシリーズの修理の中で、ご依頼が最も多い修理箇所の一つに
「充電口」が挙げられます。
充電ケーブルの抜き差しを繰り返す内に、内部部品が劣化して取れることがありますし、
3DS充電中のケーブルに引っかかって落としてしまい、充電口が物理的に壊れてしまうなんてこともあります。
充電できなくなった3DSは、いずれ電源も入らなくなってしまいますので、
全く使えなくなってしまいます・・・
そんな時、充電口部品を交換して再び充電できるようになれば、
また3DSで遊んでいただけることでしょう。
先日も、初代3DSが充電できなくなってしまったとのご依頼をいただきました。
充電ケーブルを挿しても、充電ランプが点灯しません。
しばらくこのまま待っていても、3DSが起動する気配はありません。。。
充電口異常の疑いありということで、さっそく分解してみました。
充電口部品を内部から見たところです。
充電ソケットと呼ばれる部品が、いくつかの脚で本体に固定されています。
青い丸で囲った部分、本体から脚が取れてしまっています。
赤い丸の部分は、本体から外れているうえに、脚の部分そのものが変形して伸びきってしまっていました。
この部品を再度取り付けただけでは、充電できるようにはなりません。
そのため、この変形した充電ソケットを慎重に取り外し、新しい充電ソケットを取り付けます。
新しい充電口で充電してみたところ、無事に充電成功!
しばらく置いているうちに充電も貯まり、無事に3DSの電源が入りました^^
充電口部品は使用頻度の割に若干脆い傾向があるようですので、
日頃の使用法に注意が必要です。
そうは言っても、経年劣化などでどうしても異常・不具合が発生しやすい箇所でもあります。
お持ちの3DSがうまく充電できなくなってしまったら、
ぜひゲームホスピタル京都河原町店にご相談ください♪
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