3DSシリーズは、使わない時は閉じておくことができます。
3DSを開いたり閉じたりする時に動く、蝶番のような部分・ヒンジは、
落としたりぶつけたり踏んでしまったりすることで壊れてしまうことがあります。
そして、ヒンジが破損してしまうと、
両方にある蝶番の左側だけで、3DS上部と下部がつながることになり、
更なる破損が起きやすくなってしまうのです。
先日は、このヒンジ破損から最終的に大破にまで至ってしまった3DSの修理に関するご相談をいただきました。
右側・黒い3DSが、修理ご希望の3DSでした。
本体上部と下部がほとんど分離しきっています・・・(゜◇゜)
お客様によると、気付いた時からヒンジの部分に少しヒビは入っていたそうです。
それが進行し、ヒンジが完全に割れ、左側だけで上部と下部がつながっていたそうなんですが、
ゲーム自体はできていたため、注意しながら使い続けておられたのだとか。
ところが、ご家族の小さいお子さんがその3DSを投げてしまい、
ついに大破してしまったそうなんです・・・!
お客様によると、これまでに積み重ねてきたゲームのプレイデータがとても重要なため、
なんとか電源が入る様にして、データの引っ越しだけでもできるようになれば・・・とのこと。
しかし、この3DSを拝見する限り、修理しなければならない箇所が非常に多く、
お見積りを出したところ、修理費用が高額になってしまうとの結果が!
データは欲しい、でも、修理するとしたら費用が高すぎる。
そんな3DSに対して、ご提案したのが「基板の移し替え」。
今回、この3DSを修理しようと思うと、多くの部品を交換せねばならないでしょう。
その代わりに、きちんと動く別の3DSをお持ちいただき、
その3DSの基板(データが入っている頭脳パーツ)と、お客様のデータが入っている3DSの基板を入れ替えてみることにしました。
大破していても基板さえ無事なら、可動品の3DSに取り付けることで、きちんと起動し、データも無事なはず!
しかも、基板移し替えはメンテナンス扱いとなるため、修理費用(というより作業費用)を大幅に抑えることができるんです☆
ご提案したところ、可動品の3DS(画像中左側・青い3DS)をお持ちいただけたため、さっそく基板移し替えを行ないました!
まずは、データが入っている方の3DSを分解し、基板を取り出します。
次に、可動品の3DSを分解し、同じく基板を取り外します。
そして、この青い3DSに、黒い3DSから取り出した基板を設置していきます。
果たして、無事に起動するでしょうか・・・?
無事に起動!
お客様にご確認いただいたところ、データも無事!
「すげえ、見積よりもめっちゃ安くでできました!」と
大変喜んでいただけました^^
3DSシリーズでも、こういった基板移し替えの作業をお受けしております。
複数個所を修理するよりも、
中古の可動品3DSを入手して基板移し替えする方が、
総額でもお安く済ませることができるケースも多く存在します。
修理した方がいい?
それとも、基板移し替えの方が安い?
それは、お見積りと、お客様のご希望次第です。
ご相談もお受けしておりますので、
お気軽にお問い合わせください!
スマホスピタル 大阪梅田店 店舗情報
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