Nintendo Switch Liteスティック交換 写真付きで解説!!
2024.04.15 修理速報 Lite アナログスティック交換修理 , Nintendo Switch Lite
Nintendo Switch Lite スティック交換
今回の修理速報はNintendo Switch Liteスティック交換です。
下の写真がお持ち込み時点の状態。
あれ、右スティックが黒い……? と思ったら、よく見ると白いラバーが取れていました。
動作確認してみると操作自体は可能でしたが、やはり指が引っかからないのでなんとなく
プレイしづらい状態です。
お客様としてもやはりそこが気になっていた様子。
ここってこんな綺麗に取れるんだ……と思った方もいるのではないでしょうか。
正直、筆者もプレイしていて外れたことはないので『どんなプレイすれば外れるんだろう』
とちょっと気になります。
それでは修理手順を紹介していきましょう。
ゲーム機修理開始
まずはバックカバーを外します。
すると基板へのダメージを抑えるカバーとヒートシンクを兼ねる銀パネルが現れるので、それも外します。
修理中の予期せぬ通電を防ぐためバッテリーコネクタも外すと下の写真のような感じ。
Joy-Conを外せるSwitchとの一番の違いは、Joy-Conを外せない(外す必要がない)ため
右基板(裏から見れば左側)が一体化していることです。
左基板はバッテリーでメイン基板と隔てられているためケーブルで繋ぐようになっています。
交換するのは右スティックだけですが、メイン基板の下にあるためメイン基板を外さないといけません。
そしてメイン基板にはいくつかのパーツがネジ止めされているため、まずはそこから外していきます。
部品取り外し
ヒートシンクが外れました。
なにやら塗りたくってある箇所がありますね。
塗ってあるものは熱伝導グリスです。
グレーのグリスでCPUから発生した熱を銅板に伝え、銅板に冷却ファンの風が当たることで
熱を吸い取る仕組みになっています。
さらにピンクのグリスで銅板から銀パネルに熱が伝わり、こちらは広い面積を利用して
熱を拡散するように出来ています。
自作PCの経験がある人ならすぐ分かるのではないでしょうか。
銀パネルの写真はないのか? 撮り忘れました……。
現行機としてはCPU性能は低め。
最近発売された『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では敵が多いとFPSが下がってカクつく、
ということでちょっと話題になりました。
PlayStation 4や5の性能が圧倒的に高いので比較するとどうしても見劣りする部分はありますが、
任天堂の戦略がそもそも最高性能を考えていないということでしょう。
そんなCPUのある部分が、ここなんです。
次に外したのはソフトトレーとイヤホンジャック。
人によっては全く使わない、絶対無いと困る、と必要性が大きく分かれるパーツですね。
この2つがセットになっているのは偶然でしょうか。
メイン基板を外すため、コネクタをいくつか外します。
ZRボタンを外します。
ボタンを押すと金色のマルイチをつなぐように通電パーツが触れてボタン押下が検出されます。
ようやくメイン基板が外せました。
交換するスティックユニットまであと一息。
スティックユニットを外すとこうなります。
ちなみにLiteではない方と共通パーツなので移植することも可能です。
白とグレーで色が違うので左右でチグハグになるかもしれませんが…。
また一部の限定モデルではスティックラバーの色が変更されていますが、交換パーツは白かグレーになります。
新しいスティックユニットと交換し、元通り組み直していった写真がこちら。
ゲーム機修理後
白いラバーの付いたスティックになりました! これでまた快適にプレイできますね。
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