PS4のうるさい音の原因とは?対処法も紹介!
2021.11.01 機種別お役立ち PlayStation4 PS3/4その他修理
PS4を起動する際に、ファンから掃除機のような音が聞こえませんか。ブーンという異音がすると「ゲームに集中できない」「もうすぐ故障するかも」と不安になるでしょう。
PS4のファンから異音がする場合は、HDDやファンの動作に不具合が生じている可能性が考えられます。そこでこの記事では、PS4からうるさい音が聞こえる原因を解説します。また、唸るような音への対処法も紹介しますので参考にしてください。
目次
PS4のうるさい音の主な原因はふたつ
PS4購入時は、起動する際に掃除機のような音はしなかったはずです。ではなぜ掃除機みたいな音が鳴りはじめたのでしょうか。PS4のうるさい音は、HDDや冷却ファンに原因があると考えられます。
1.HDDの動作音
PS4からのうるさい音は、HDDの動作音のケースも珍しくありません。HDDは空き容量が少なくなったり、不具合が生じたりすると音が大きくなる傾向があるようです。
2.冷却ファンが回転する音
PS4には、本体にこもった熱を冷ますために冷却ファンの機能が搭載されています。唸るような音は、その冷却ファンの回転音である可能性も考えられます。
PS4は、吸気口から冷たい空気を取り入れ、排気口から内部の熱い空気を押し出す仕組みになっています。この循環が妨げられることにより、冷却ファンが唸りを上げます。とくに、ムービー演出や3D描写の場面で負担がかかりやすいといえるでしょう。
HDDの動作音が原因のときの対処法
HDDの動作音が気になる場合は、本体内部のハードディスクを交換すれば改善されます。静音性の高い最新のHDDに交換したり、SSDへ換装したりすることで解決できるでしょう。
ハードディスクの交換は、プラスドライバーH型1番を用意し、以下の手順で進めましょう。
1、セーブデータのバックアップをとる
2、HDDを交換する
3、システムソフトウェアとバックアップをインストールする
HDDの動作音が原因のときは、上記の手順で本体内部ハードディスクの交換をおすすめします。
熱のこもりが原因のうるさい音の対処法【本体編】
PS4本体に熱がこもり、冷却ファンのフル稼働によって唸るような音が鳴っている場合は、本体の熱を冷ます対処が必要です。
本体を横置きにする
PS4にこもっている熱を冷ますには、本体を横向きに設置すると効果的です。横置きにすれば、床と接する面積が増えるため、床に熱が逃げやすくなります。
縦置きの場合は、横置きよりも吸気口を狭くしてしまいます。冷却ファンの音が気になる場合は、まず本体の向きを変えて様子を見ましょう。
ホコリを取り除く
PS4本体が熱を持つ要因として、ホコリの詰まりが考えられます。ホコリが詰まると冷却効果が薄れるため、掃除機や綿棒を使って掃除すると良いでしょう。
しかし、掃除の方法によってはホコリをPS4本体の奥に追いやってしまう恐れもあります。ホコリ掃除には、ハンディクリーナーやクリーニングブラシがおすすめです。
熱のこもりが原因のうるさい音の対処法【環境編】
PS4に熱がこもり、うるさい音が止まらない場合は、PS4を置いている環境にも配慮が必要です。以下のような室内環境を意識してみましょう。
風通しのある場所に本体を置く
室内の風通しが悪いと、熱が逃げていかないためPS4本体に熱が滞留します。そのため、PS4周辺の風通しを遮らないよう、周りに物を置かないよう意識しましょう。PS4の吸気口を気にして横置きにしても、周りが物で溢れていたら意味がありません。
また、PS4本体をテレビ台に入れているのであれば、外に出して配置することをおすすめします。なるべく風通しの良い場所に本体を置くことで熱がこもりにくくなるでしょう。
室温を低めに設定
室温が暑ければ、PS4本体の熱が冷めるまでに時間がかかります。そのため、室温を低めに設定して熱がこもりにくい環境を意識することが大切です。
扇風機やサーキュレーターで、冷たい空気を直接PS4に当てるのも良いでしょう。同時併用なら、早く熱を冷ませます。熱のこもりが改善されれば、うるさい音が軽減するかもしれません。
熱のこもりが原因のうるさい音の対処法【外付け編】
PS4本体の向き改善やホコリの除去、風通しの良い配置に合わせ、外付けできるアイテムを使用する対処法もおすすめです。以下のようなアイテムを活用すれば、PS4本体の熱のこもりを防げるかもしれません。
外付けの冷却ファンを使う
PS4には冷却ファンの機能が備わっていますが、外付け設置も可能です。縦置きと横置き用の両方があり、PS4の下に敷くだけのものもあるので簡単に対処できます。2,000円程度で購入できるものが多く、手軽に空気の流れを変えられます。
アルミすのこを設置
PS4を起動している間、本体は高温になります。長時間稼働するほど熱をもつため、熱の逃げ場を作るアルミすのこの設置がおすすめです。
アルミ製であれば、熱を奪ってくれる効果があります。そのほか、木製のすのこやゲームラックを使用するだけでも、ある程度の熱を逃がしてくれるでしょう。PS4本体と床に空間を作れるよう意識してみてください。
USBファンをテレビ台の中に設置
テレビ台の中にPS4本体を収納している場合は、熱が逃げにくくなります。しかし、インテリアを考え、どうしてもテレビ台の中からPS4本体を出したくない人もいるでしょう。そのような場合は、USBファンをテレビ台の中に設置してみてはいかがでしょうか。
冷却ファンやアルミすのこなどと併用すると、さらに効果が高まるといえます。配線がゴチャゴチャせず、熱を逃がしながらテレビ台に収納できます。
それでも直らないときは故障を疑おう
静音性の高いHDDの交換や本体の熱を逃がす対処を行っても、唸るような音が改善されない場合は、PS4本体に何らかの不具合が生じている可能性があります。イヤホンを活用してうるさい音を気にしない方法もありますが、いつか急に故障してデータが失われる恐れもあるでしょう。
しかし、故障を疑って本体を買い替える前に、まずは修理に出すのがおすすめです。不具合の程度によっては、買い替えよりも安価で済む可能性があります。
PS4を修理に出すならゲームホスピタルへお問い合わせください。修理内容や状態にもよりますが、最短で即日対応が可能です。PS4を日常的に愛用している人にとっては、手放す時間は短いほど良いのではないでしょうか。
また、修理後は3ヶ月間の保証があり、修理した箇所は無料で再修理が可能です。
※通常通り使用(落下や衝撃などを加えず)していて自然故障が起きた場合に限ります。
うるさい音の原因が分からない場合も、お気軽にご相談ください。
まとめ
PS4からうるさい音が鳴ると、ゲームに集中できないだけでなく故障の不安を感じるでしょう。唸るような音は、HDDの作動か本体の熱を下げる冷却ファンが要因と考えられます。
室内の環境やPS4を置いている場所によっては風通しが悪く、冷却ファンに負担がかかっている可能性があります。本体の熱を下げることで、うるさい音が改善されるかもしれません。まずはPS4の置き方を変えたり、室内の環境を改善したりして様子を見ましょう。
しかし、今回紹介した対策でうるさい音が改善されない場合は、なんらかの故障が疑われるため修理を検討しましょう。
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