任天堂3DSLLのフレキシブルケーブルの修理を行ないました!
2021.09.07 修理速報 スピーカーフレックス交換修理 , 3DS LL
先日、Nintendo3DSLLの修理のご依頼がありフレキシブルケーブルという部分の修理を行ないました。
フレキシブルケーブルと言ってもあまり聞きた事がないという方がほとんどではないでしょうか?
フレックスケーブルとも呼ばれますが、3D機能の切り替えやスピーカー、電源、音量に関係があります。
任天堂3DSなどDS系でパカパカと開閉できるタイプのゲーム機は下画面の裏側にメイン基板が内蔵されていて、フレキシブルケーブル、上画面液晶のケーブル、カメラケーブル、Wi-Fiケーブルの4本が下のメイン基板から上画面の方まで繋がっています。
3DSを開いた状態で向かって左側、スライドパッドボタンの上の要の部分の中をこの4本のケーブルが通っています。
何年も使っているとこのケーブルが劣化して擦り切れてしまったり断線したりして機能しなくなる事がよくあります。
4本のケーブルの中でWi-Fiケーブルだけは切れにくいので故障されている方をあまり見た事がありません。
フレキシブルケーブルと上画面、カメラケーブルは、ハウジング割れ(要の部分の割れ)によってケーブルが引っ張られたりして断線する事もあれば、繰り返し開閉する事で擦り切れたり、水分などで腐食して故障する場合もあります。
今回は3D機能が勝手に切り替わったり、開閉の角度で電源が切れたりする症状でしたので、故障のしている可能性が一番高いのがフレキシブルケーブルでした。
↓こちらはフレキシブルケーブルを交換した後の任天堂3DSLLで、下にあるオレンジ色のパーツがフレキシブルケーブルです。
ここにスピーカーも付いていましたが、新しいケーブルにハンダで移植しています。
このような症状も一度ご相談くださいませ(^^)/
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