3dsの電源が入らないが青いランプがつく状態はなぜ起きるのか?原因と対処法も紹介
2024.10.02 修理速報 スピーカーフレックス交換修理 , 3DS LL
Nintendo3DS(以下、3DS)を利用していて、ある日突然、電源が入らなくなってしまうことがあります。ランプも画面もついていない場合は、充電切れなどの可能性も考えられるため、まずは充電を試してみましょう。
しかし中には、「電源の青いランプはつくけれど、画面は真っ黒のまま」というケースもあります。このような場合は、充電しただけでは状態が改善されないことも多いため、別の対処法を試しましょう。
ここでは3DSの青いランプはつくが電源が入らない場合の、考えられる原因と対処法を紹介します。
目次
3dsの電源が入らないが青いランプがつく状態とは
3DSの電源が入らないとき、真っ先にあげられる原因が充電切れです。電源ボタンを押しても何の反応もない場合は、しばらく充電アダプターに繋げてから改めて電源を入れると、遊べるようになります。
しかし「電源ボタンを押すと青いランプはつくけれど、画面が黒いままで何も映らない」ときは、別の部分に異常が起こっている可能性が考えられます。
青いランプがつく以上、本体のバッテリーは電気が残っている(充電が必要ではない)状態です。画面が映らないと自力では対処のしようがないと思いがちですが、原因によっては修理に出さなくても直る場合があります。
修理に出すべきか自力で直せるのか判断するためにも、まずは異常の原因について探ってみましょう。3DSの青いランプはついても画面が黒いままが続く場合、考えられる原因と対処法は、次の通りです。
3dsの電源が入らず青いランプがつく【原因】
青いランプがつき、電源ボタンが反応していると分かる状態にもかかわらず、画面が映らないときは、本体内部でエラーが発生している可能性が挙げられます。挙げ充電すれば元に戻るという簡単なものでもありません。
まず考えられるのは、青いランプがついている点から、バッテリーパックの異常ではないことです。また、充電時に使用するACアダプターとの接続に問題がある可能性も低いでしょう。
ではどの部分に異常があるのかというと、多いのは以下の部分に故障が生じているパターンです。
・SDカードスロット
・下液晶
・上液晶
・カメラユニット
・スピーカーケーブル
・メイン基板 など
3DSのSDカードスロット(SDカードを差し込む場所)は、本体裏のバッテリーパック近くに内蔵されています。本体裏のカバーを取り外す必要がありますが、SDカードの抜き差しや交換は個人でも可能です。故障している場合、SDカードを入れ直したりほかのSDカードに交換したりしても、正常に読み込まれません。
このように自力で故障している部分を探れる場合もありますが、故障している場所が分かっても専門業者へ修理を依頼しなければならないケースが大半です。
ほかにも上下の液晶画面やカメラユニット、スピーカーケーブル、メイン基板など、故障の原因として考えられる場所は数多く挙げられます。場合によっては一か所だけではなく、複数の場所が故障しているケースもあります。
本体内部に異常があるときは、まず上記のような場所に故障がないか確認しましょう。ただし、分解してみなければ分からない箇所が多いため、故障を自力で見つけるのは困難です。専門業者に修理とあわせて依頼することをおすすめします。
3dsの電源が入らず青いランプがつく【対処法】
一時的なエラーの場合、自力で直すこともできます。自力で直せる異常なのか、業者に修理を依頼する必要があるのか確認するためにも、以下の対処法を試してみてください。
1.通常どおり電源を入れる
2.青いランプがつくが、画面が黒い状態なのを確認する
3.電源を切らず、青いランプがついた状態で放置してみる
4.本体が自動で再起動されるのを待つ
上記の状態で、しばらく何のボタンも押さずに3DSを放置していると、本体が問題を検知して自動で再起動する仕様となっています。無事に再起動されて正常に操作できれば、本体内部に異常はなく、接触不良など一時的なエラーが生じただけと思われます。
次に電源を入れたときに同様の問題が起こらなければ、業者に持ち込む必要はないでしょう。ただし、中にはケーブルが断線しかけているなど根本的な異常が隠れている場合もあり、本当に解決できたのかどうか判断が難しいものです。
青いランプはつくが画面が黒いまま、という状態が何度も起こるようなら、内部の異常も疑わなくてはなりません。不安な方は一度修理に出して、内部に故障している場所がないか調べてもらうと安心です。
自力で直さず修理に出そう!
電源が正常に入らない、青いランプだけがつく状態が続くのであれば、自力での修復は困難です。本体内部の故障は状態確認も修理もすべて解体してから行う必要があります。
基板をはじめデリケートな部分も多く、素人が動画などを参考に修理しようとすると、かえって悪化を招くでしょう。
公式サポートに修理を依頼することを考える人は多いでしょう。しかし、3DSは2020年9月に生産終了を発表しました。比較的新しいNew3DSやNew3DSLL、廉価版なども含まれるため、3DSシリーズ全般の公式サポートが困難な状態です。
古い機種でも、部品があれば対応できる場合もありますが、必ずしも部品が残っているとは限りません。また、生産終了にともない無償修理は期待できないことを考えると、公式サポートをあえて選ぶ理由は少ないでしょう。
サポートが休業となる年末年始の依頼や、店舗へ持ち込んで預ける場合、さらに時間がかかる可能性があるともアナウンスされており、早急な対応を望むのは難しくなります。
安く早く3DSの修理したいのなら、町の修理店に依頼することをおすすめします。町の修理店なら工場に送らず店舗で修理できるケースも多いため、早く対応してもらえるでしょう。
「ゲームホスピタル」なら、最短即日で修理が可能です。生産終了している3DSも、対応しております。知識と経験豊富な担当者が、以下のように3DSの修理を行っています。
■3DSの症状
・電源ボタンを押しても画面が一切つかない ・青いランプがついたが、数秒後には消えてしまった |
上記の症状の3DSを修理でお預かりして、まず本体を分解してみたところ、ケーブルが3本も断線していました。
・上画面のケーブル
・スピーカーフレックスケーブル
断線していたこれらのケーブルを交換修理して、改めて本体の電源を入れてみたところ、無事に画面が表示され、異常が解消されたことが分かりました。
ゲーム本体の故障で多くの方が心配になるプレイデータですが、今回はケーブルの交換修理のみだったため、データも無事に残っています。
その他の「電源が入らない」「ランプが消える」など、さまざまな異常にも対応しておりますので、お困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。
青いランプがすぐに消えることもある
今回紹介した修理例のように、青いランプが一瞬だけついてすぐに消えるケースもあります。考えられる原因は、以下の2パターンです。
・バッテリーの接触不良
・フレキシブルケーブルの破損
バッテリーの接触不良なら、バッテリーが浮き上がらないように固定すれば解決できることがあります。ただし自力でバッテリーの取り外しや交換を行うときは、精密プラスドライバーの0番が必要です。
フレキシブルケーブルの破損も自力で修理すること自体は可能ですが、デリケートな部分に触れてしまうリスクを考えると、修理に出すことをおすすめします。
このような症状も、ゲームホスピタルなら安く早く修理可能ですので、まずはぜひお問い合わせください。
まとめ
3DSの電源が入らない場合や、「電源の青ランプはつくけれど、画面は黒いままで映らない」ときは、内部に故障が生じている可能性が考えられます。
一時的なエラーであれば電源を入れ直して自動で再起動されるのを待てば直ることがありますが、症状が改善されないときは修理を検討したほうが良いでしょう。
すでに3DSは生産終了しており、公式サポートも無償修理が期待できない状況です。所要日数も短くはないため、早く直してほしい方は、町の修理店に相談してみてはいかがでしょうか。
ゲームホスピタルなら、知識と経験豊富な担当者が最短即日で修理可能です。ぜひご相談ください。
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